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「濃飛ニッセイビル」リニューアル工事完了
2012年12月30日
環境の変化への対応、有効により永くご利用いただけるビルに
平成24年12月30日「濃飛ニッセイビル」のリニューアル工事が完了いたしました。
同ビルは平成2年8月に日本生命保険相互会社との共同ビルとして誕生し、高度情報化対応の岐阜市一の高層オフィスビルとして注目を集めました。
竣工から20年を迎えるのを機に、さらなる先を見据えたリニューアル計画がスタート。工事期間20ヶ月をかけ「環境の変化への対応」、「施設が有効により永く使える」をテーマに、価値向上に取り組んでまいりました。
主なリニューアル内容
1.グレード感、デザイン性
・1階エレベーター・エントランスホールの更新
壁に大理石を配し入口には杉木(木目を生かした)のルーバーを設置、エレベーターホールの壁を光壁にするなど照明に変化をつけることで奥行と明るく落ち着きある空間を演出いたしました。
・駐車場側サブエントランスの更新
扉をワイドな自動ドアに変更し、段差がなく荷物があっても駐車場からスムーズに出入りが可能になりました。
・各階エレベーターホール、廊下の改修
フロアー案内の更新、折り上げ天井を採用。床カーペットと照明の更新で照度が大幅にアップしました。
・エレベーターかごの内装材の更新
室内の色彩と統一感を持たせ、スッキリとした空間に変わりました。
2.使い勝手の向上
・空調機の更新
空調方式を水冷から空冷方式に変更しより安定した運用が可能になりました。区分の細分化を行い、完全個別空調を実現。外気処理用空調機のパッケージエアコン化により温湿度管理が強化されました。
3.アメニティの向上
・各階トイレの更新
全体を一新。内装は黒と白を基調に清潔感あふれるトイレに。トイレブースの個室化や洗面前の個別化など個人の空間を尊重、手洗いも自動水栓に変更
・喫煙ブースの設置
愛煙家が気を使うことなく喫煙できる分煙スペースを確保しました。
・給湯室内の給湯器、流し台など全面更新
ごみ収集箱を流し台の中に収納し、広く明るい給湯室となり機能性もアップしました。
4.省エネルギー対応
・共用部のダウンライト、誘導灯にLED灯を採用
・トイレや給湯室には自動的に点灯・消灯する人感センサーを採用。
・ミストによる空調機使用電力ピークカットシステムを設置。電気使用量の削減に取り組みました。
5.その他
・外壁・サイン看板などの外装修繕工事
人命にかかわる落下・転倒事故を未然に防ぐための調査、改修を実施。
・防犯用カメラの更新および増設。防災センター施設の更新。
入館者の安全のため保安の強化を図りました。