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第16回物流環境大賞 物流環境特別賞を受賞しました
2015年06月23日
一般社団法人日本物流団体連合会は、2015年5月18日に開催された選考委員会(委員長:一般社団法人日本物流団体連合会 川合正矩会長)において、第16回物流環境大賞の受賞者を決定し、6月23日に開催された平成27年度定時総会の席上、濃飛倉庫運輸株式会社とピー・アンド・ジー株式会社 滋賀工場様が「31フィート鉄道コンテナの往復共同利用の実現」の功績が評価され、物流環境特別賞を受賞しました。
受賞内容
濃飛倉庫運輸株式会社とピー・アンド・ジー株式会社 滋賀工場様は、31フィート鉄道コンテナを活用したモーダルシフトを実現しました。従来、濃飛倉庫運輸株式会社が滋賀から埼玉までで実施していた別の荷主様の輸送に使用した、31フィート鉄道コンテナの返却回送を利用してピー・アンド・ジー株式会社 滋賀工場様の製品容器の調達輸送を鉄道利用に転換しました。
31フィート鉄道コンテナは往復利用が難しいとされていますが、荷主様と物流業者が連携し、コンテナ新製などの追加コストを必要とせずに、モーダルシフトにより二酸化炭素排出量を削減することができました。
物流環境大賞について
物流環境大賞は、一般社団法人日本物流団体連合会が平成12年度に制定したものです。
近年、物流分野においても環境問題への対応がますます重要となっている現状を鑑み、物流部門において環境保全活動や環境啓蒙活動などの面で優れた功績を残した団体・企業を表彰する制度で、環境施策の一層の推進を図ることを目的としています。